新たなマーケットに気づくためのフレームワーク
起業するなら争うな!
こんにちは!小林です!
新しく起業しよう!と考えたときにどのマーケットを狙いますか?
ハンバーガー屋さんをつくろうと思った時にマックの近くやバーガーキングのそばに出しますか?
出しませんよね?
なぜ出さないのか、それは『競合が強すぎて戦いたくないから』のはずです。
ではそれでも出したいといったときにどこのマーケットを狙えばいいのか、そんなことを見つけるためのフレームワークです。
ではやっていきましょう!
まずは市場を分析しよう
まずはハンバーガー業界を分析してみることがスタートラインになります。
競合の分析項目を少なくとも7つくらいは出しておきたいですね!
こんな表にまとめてみましょう。
一目瞭然ですね!
この競合と同じレベルを求めていくと必ず失敗してしまいます。
大きな企業はお金も経営術も簡単にはかないません。
そんな業界に飛び込んでしまうと勝負は避けられず、どんどん疲弊し、弱っていくでしょう。
予めそうなることがわかっている市場に飛び込まないためにこの表を活用します。
勝てるマーケット探し
ではこんな感じで線を引いてみましょう。
狙うべきポイントが明白になるのがわかるでしょうか?
他社にあっって自社にないものをいかに作っていくかが成功のカギとなります。
このように表にして他社にないものを分析してみましょう。
この狙うべきポイントを要素に組み込んだお店にするにはどうしたらいいのでしょうか?
【除外】【大減】【大増】【付加】を仕分けする
ここからが重要です。
ではここまで表に落とし込めたら次に行うのが【仕分け】です。
下記項目ごとに表に落とし込んだ項目を割り振ってみましょう!
【除外】商品やサービスにある常識、価値がないのに提供し続けているもの
【大減】競合と比べて大胆に減らせるもの、競合を意識してしまっているもの
【大増】業界基準として大胆に増やせるもの、顧客の負を解消しているもの
【付加】業界にまだ提供されていないもの、新しい価値や使い方
仕分けしてみるとこんな感じになります。
【除外】商品やサービスにある常識、価値がないのに提供し続けているもの
→立地、ドライブスルー→立地を気にしない、店舗で食べる専門に
【大減】競合と比べて大胆に減らせるもの、競合を意識してしまっているもの
→メニュー数、低価格→決まった目玉メニューで勝負、価格は高く設定
【大増】業界基準として大胆に増やせるもの、顧客の負を解消しているもの
→味、ビジュアル→より美味しく!、高級感を!
【付加】業界にまだ提供されていないもの、新しい価値や使い方
→お酒、ワイン→食事に合うお酒を一緒に提供
さぁここまで絞れてきました!
後はそこからどういうコンセプトにしていくかです。
立地を気にしない、店舗で食べる専門に
決まった目玉メニューで勝負、価格は高く設定
より美味しく!、高級感を!
食事に合うお酒を一緒に提供
そうやって考え出された例として挙げられるお店をご紹介します。
価格:$5000(約40万円)
アメリカ・ラスベガスの"Fleur(フルール)"で提供されるFleurBurger 5000。
名前の5000が意味するのは5000ドル(約55万円)という驚愕の価格!ハンバーガーには神戸牛のパテ、黒トリュフ、フォアグラが挟まれており、ドリンクには1990年のシャトー・ぺトリュスが付属(大体30万円程度)。
サクサクとしたブリオッシュ風のバンズ(パン)部分にもトリュフがすりこまれている徹底ぶり。"FleurBurger 5000"を食べると証明書が貰えるそうです。
先ほど紹介したブラッスリーのハンバーガーもそうでしたが「神戸牛」を使用しており、そのブランドはやはり世界でもトップクラスなのだと思わされます。なんだかちょっと日本人として誇らしい気がしますね。
さすがアメリカって感じですね(笑)
立地を気にしない、店舗で食べる専門に
→レストランでシェフが提供
決まった目玉メニューで勝負、価格は高く設定
→目玉商品は価格約50万のハンバーガー!
より美味しく!、高級感を!
→神戸牛のパテ、黒トリュフ、フォアグラなどの調和
食事に合うお酒を一緒に提供
→1990年のシャトー・ぺトリュスが付属(大体30万円程度)
更に付加価値として食べたという証明書ももらえるということです。
まとめ
世界には様々なサービスがありますが、こういう戦える場所を見つけて事業を成功させている方々がいます。
まだまだこうやって考えてみると戦える場所は自分で作っていけるのが分かりますね!
考えただけでワクワクします(^^♪
ご参考になれば幸いです!
では!